つみたてNISAの20年後の見込み額

先日の記事で老後2,000万円問題という恐怖について書きましたが、その恐怖を和らげる一つの手段としてつみたてNISAがあげられるかと思います。

つみたてNISAは、少額の長期積立投資を支援する非課税制度です。具体的には年間40万円の積立投資から得られる分配金が20年間非課税となります。ですので非課税投資枠は40万円 x 20年間で合計800万円となります。NISAはNippon Individual Saving Account の略で、直訳すると日本個人預金口座でその内容が想像しづらい名前となっています。

非課税というのは嬉しい点ですね。非課税でなければ20%課税されますから、例えば利益が600万円の場合120万円を税金として払わなければなりません。

さて、最も気になるのは「800万円を20年で積み立てたとして、20年後にいくらになるの？」という点ですよね。そこで年間の利益率をそれぞれ 1%、3%、5%、7%として年に一度40万円を積み立てた場合にどのようになるか計算してみました。下のグラフはそれぞれの場合の金額の推移を示しています。

いくつかのサイトで見てみますと、約２倍ほどになると予想されていますので、その場合利益率は大体6%となります。筆者は投資や株についてはど素人ですので難しいことは全く分かりませんが、世界経済がある程度安定していれば20年で数百万円程度増加すると期待して良さそうです。まあ、全く増えなかったとしても20年後に800万円の貯金があれば目標老後資金の4割はクリア出来ているので悪くないと思います。

上記のような考えのもと積立ニーサを始めました。今後ニーサで積み立てたお金がいくらくらい増えたか（又は減ったか）を時々報告しようと思います。